Bio X Cell社ではリコンビナントモノクローナル抗体（RecombiMAb™ シリーズ）の発売を開始いたしました。本製品は抗体をコードする遺伝子配列を決定し、高発現効率ベクターにクローニングし、哺乳類細胞で発現させて製造されております。各抗体は、従来の抗体と同じ抗原結合可変領域を持っておりますが、IgG定常領域についてはラット、ハムスターIgGからマウス、ヒトIgGに置き換えられており、マウスモデルやヒト化マウスモデルにおける免疫原性の低減が期待できます。

本製品は従来よりBio X Cell社が提供している抗体製品と同様、下記の特徴を持っております。

• 純度：＞95％
• 保存剤、安定剤、キャリアタンパク質フリー
• 低エンドトキシン（＜0.001 EU/μg）
• マウス病原体フリー
• タンパク質凝集スクリーニング済み
• イムノブロットによる結合検証

Bio X Cell社では、3種類のマウス抗SARS-CoV-2 Sタンパク質モノクローナル抗体の販売を開始しました。Bio X Cell社が提供する抗体はSタンパク質のRBDの内外を問わず様々なエピトープに結合して、SARS-CoV-2を中和するほか、ウイルスのSタンパク質のACE2受容体への結合を阻害するなど、様々な機能を持っています。

• InVivoMAb™ anti-SARS-CoV-2 S protein (RBD epitope A)
• InVivoMAb™ anti-SARS-CoV-2 S protein (RBD epitope B)
• InVivoMAb™ anti-SARS-CoV-2 S protein (NTD)

in vivo研究グレードのバイオシミラーモノクローナル抗体（InVivoSIM™シリーズ）を発売開始しました。
各抗体は組換え技術を使用して製造されており、オリジナルの医薬品と同じ可変領域配列が組み込まれています。高価な医薬品グレードの抗体を購入することなく、薬物の生物学的効果を研究することが可能です。
InVivoSIM™シリーズ製品は研究用試薬です。研究目的以外の用途にはご使用できません。

• 純度：＞95％
• 保存剤、安定剤、キャリアタンパク質フリー
• 低エンドトキシン（＜0.001 EU/μg）
• マウス病原体フリー
• タンパク質凝集スクリーニング済み
• イムノブロットによる結合検証

in vivo研究の厳しい基準を満たした抗体・タンパク質希釈液。

• 極めて低いエンドトキシン(＜0.0005 EU/ug)
• マウス病原体フリー
• 毒性についての動物実験検証済み
• Bio X Cell社抗体製品に適した組成・pH条件
  4種類のpH(6.0, 6.5, 7.0, 8.0)、TWEEN80の含有/不含の計6種類を提供

抗体医薬研究のためのヒトIgGネガティブコントロール

• 抗体医薬研究のコントロールとして使用可能なヒトIgG1,IgG2モノクローナル抗体です。
• ヒトIgG抗体開発におけるFc領域由来の非特異的反応の分析に有用です。
• InVivo研究のほかELISA, WB, IF, IHC, IP, FACSでの使用も可能です。
• InVivoMAb™ とInVivoPlus™ の2種類のグレードをご用意しております。
• 推奨希釈液はInVivoPure™ pH 7.0 Dilution Bufferです。