ABclonal Technology社では従来のマウスモノクローナル抗体、ウサギポリクローナル抗体製品に加え、次世代モノクローナル抗体であるウサギモノクローナル抗体を提供しております。ウサギモノクローナル抗体は従来のマウスモノクローナル抗体よりも親和性と特異性が高いというメリットがあり、最終製品は哺乳類動物細胞から発現・分泌されている為、安定性ははるかに高く、ロット間の一貫性が保たれます。

ウサギモノクローナル抗体の特徴

高特異性＆高親和性

一般的に、ウサギ抗体はマウス抗体に比べて親和性や特異性が高いことが知られています。マウス抗体は中・高特異性でナノモルレベル(~10⁹ M)でタンパク質を認識するのに対し、ウサギ抗体はピコモルレベル(~10¹² M)でタンパク質に結合する特異性の高い抗体です。

アプリケーション

マウス抗体はWB、ELISA、フローサイトメトリー、IPなどの用途に適していますが、免疫組織染色(IHC)や免疫細胞染色(ICC)などの染色用途では満足のいく結果が得られにくいことがあります。しかし、ウサギ抗体ではこれらのアッセイ、特にマウスの組織サンプルにおいて良い結果が得られます。

高安定性

ウサギポリクローナル抗体はロット間差が大きい場合がありますが、リコンビナントウサギモノクローナル抗体は哺乳動物細胞から発現・分泌されているため、ロット間差が非常に抑えられ品質の安定性が高いです。

多様性

ウサギはマウスと比較して、より広範囲の抗原に対する高い認識能が知られています。マウスでは小分子やペプチドなどの抗原は非免疫原性であることが多いですが、ウサギは小分子、ペプチド、翻訳後修飾部位を含む抗原に対して抗体を産生することができます。そのためウサギ抗血清はマウス抗血清と比較して、より多くの種類の抗体で構成されています。

価格

ウサギモノクローナル抗体は高い特異性、親和性、幅広い用途がある反面、2～3か月と長い免疫期間や単一細胞からの抗体遺伝子のクローニング、in vitro組換え発現の検証などの作業負担の大きさから、一般的にマウスモノクローナルよりも高い価格で販売されています。ABclonal Technology社は抗体製造のスペシャリストとして従来のウサギモノクローナル抗体技術を改良し、高品質なウサギモノクローナル抗体をお求めやすい価格にて提供しています。

次世代モノクローナル抗体の作製方法

製品例

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ABclonal Technology社ではカタログ抗体では見つからないターゲットの抗体受託調製サービスを提供しております。市販されていない翻訳後修飾特異的抗体や植物由来のタンパク質に対する抗体など、幅広いニーズに対応しておりますので、是非ご相談ください。

ウサギモノクローナル抗体
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